芹澤啓の発注業務・工事一覧

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期 間 2020/11/17~2021/03/12
本業務は沼津土木事務所が管理する(一)下土狩徳倉沼津港線外4橋について、塗装の剥離作業における作業者の安全確保と塗膜くずの適正な処分方法を検討するための基礎資料収集を目的とした塗膜分析調査を行った。調査の具体はスクレーパー等の手工具を用いて手作業で1橋あたり既存塗膜1[m2]以上を素地調整(2種ケレン相当)し、塗膜調査が可能となる試料(300g以上)を採取し塗膜内の鉛、クロム、PCBの含有量試験を行った。また、塗膜を剥離した部分にブリストルブラスター等の電動工具を用いて素地調整(1種ケレン)を行い、はけ・ローラーを用いて塗装を行った(Rc-1系)塗装を行う際は、土木工事共通仕様書に従い、各層に対して電磁膜厚計を用いた膜厚管理を行った。なお、剥離作業に際して、作業員はゴーグル、マスク、手袋、防護服を着用し安全対策を図るとともに、作業範囲に養生(目張り等)を行い環境に配慮した分析の結果、全橋梁において鉛が検出され、徳倉橋歩道橋以外の3橋において低濃度PCBが検出された。これにより、塗り替え工事の際は、鉛中毒予防規則に則り作業を行う必要があり、徳倉側道橋以外の3橋は令和9年3月までに塗り替え工事を行わなければならない。
発注者 静岡県
期 間 2020/10/20~2021/03/15
本業務は、静岡県の管理する国道上の船原大橋・天城大橋を対象に、詳細調査結果を反映し、補修設計を行った。詳細調査は、既往の橋梁点検結果を踏まえ、橋梁の劣化損傷状況やその原因、進行状況等を的確に把握・評価し、適切な補修工法を選定するための「近接目視点検」「塗膜調査」を行った。また、船原大橋では既往図面がなかったため、「現地簡易計測」を実施し「橋梁一般図の作成」を行った。合わせて本業務では「電算帳票」の作成を行った。
発注者 静岡県
期 間 2020/06/24~2021/03/15
本業務は、静岡市駿河区手越地内において、手越公園横の土砂災害防止対策施設の整備にあたり必要となる権利調査及び詳細設計を行うことを目的とする。 地質調査結果を基に急傾斜崩壊対策工法の検討を行い、地盤状況及び保全施設の位置等から崩壊土砂防護柵とワイヤー連結型複合補強土工を採用した。
受注者 株式会社長大
期 間 2020/08/08~2021/03/15
本業務は一級河川大井川の河川改良工事に伴い設置される樋門の測量及び詳細設計を実施したものである。検討の結果、計画規模は1/10、計画流量は6.7m3/s、断面形状は幅1.9m、高さ1.8mとした。 地質調査結果より基礎地盤は液状化しないことがわかった。残留沈下量は16.7mmとなり、50mm以下であることから剛支持基礎(直接基礎)とした。本体構造形式は検討の結果現場打ちコンクリート、スパン割は1スパンと2スパンで検討した結果、許容応力度を満足する2スパンとした。ゲート形式は人為操作を必要としない一般的なフラップゲート構造を採用した。堤内側水路は施工性・経済性に優れるかごマット積護岸を採用した。
発注者 静岡県
期 間 2020/09/25~2021/03/15
本業務は今後の海岸事業に資することを目的として静岡県袋井土木事務所管内の竜洋海岸L=4578mから磐田海岸L=922mおよび福田海岸において深浅測量・汀線測量を実施し既存の測量データと合わせ海岸地形や汀線の経年変化を把握するものである。調査は52測線で実施し横断面図、等深線図を作成した。過去とのデータ比較は汀線変化図・断面積変化図・土量変化図等を作成し海岸の地形変化を把握した。また海岸保全施設である離岸堤の嵩下げによる漂砂の連続性確保に伴う影響を把握するため、離岸堤設置区間600mの範囲にて50m間隔の深浅測量・汀線測量を実施した。
期 間 2020/07/08~2021/03/15
本業務は、島田土木事務所が管理するシェッド1箇所、大型カルバート7箇所について定期点検を実施し、施設の劣化損傷および変状を早期に発見し、安全かつ円滑な交通を確保するとともに、第三者への被害防止を図るための効率的な維持管理に必要な基礎資料を得ることを目的とした。調査は全ての部材を対象とし、高所作業車や梯子を用い近接目視による調査を行い、変状の評価は定められた定期点検要領に基づき健全性の診断を行った。調査結果は、定期点検要領で定められた様式に必要事項を記入し、また一覧票にまとめた。
期 間 2020/07/02~2021/03/15
本業務は、新川橋の耐震補強設計及び補修設計業務である。1962年架橋のPC3径間単純プレテン床版橋(橋長40.56m)である。事前に復元設計を行い、現地の既設鉄筋調査の精度を高め、構造図を復元した。既設橋耐震性能照査の結果、橋脚は大規模地震時に対して耐震性能を満足していないため、補強が必要である。橋脚補強工法は、河積阻害の悪化を抑えるため、巻き立て厚の薄いPP工法を選定した。落橋防止システムは、間詰部に水平力分担構造としてアンカーボルトを設置する。落橋防止構造は設置できないため、止むを得ず1.5SEを確保する。耐震補強工は河川内工事となる。既設護岸への影響を抑えるため、大型土のうによる仮締切とし、施工時流量に対して越流が発生しない期間に仮締切を設置する。高水敷搬入路と橋脚周辺に設置する枠組足場を有効利用できるように、左右岸片側の橋脚補強と落橋防止システムを、同年度の非出水期に施工する工程とした。橋梁補修は橋面のみで、片側交互通行規制で施工する。橋面および伸縮装置部からの漏水を抑えるため、主桁を傷つける恐れのない、薄層オーバーレイ舗装と簡易目地処理工を選定した。
期 間 2020/07/23~2021/03/10
一般県道豊田竜洋線の道路拡幅に伴い、拡幅区間に架橋された赤池橋の拡幅について橋梁詳細設計(L=9.1m)、および工事に必要な仮設構造物の設計と施工計画を実施する。
期 間 2020/12/01~2021/03/15
本業務は、静岡県及び県内市町が管理する橋梁の損傷及び変状を早期に把握することにより、安全かつ円滑な交通を確保するとともに、沿道や第三者への被害の防止を図るため、「静岡県橋梁点検マニュアル 令和2年度版 令和2年4月 静岡県交通基盤部道路局道路整備課」(以下 「点検マニュアル」)に基づく橋梁点検を実施し、効率的な維持管理に必要な基礎資料を得ることを目的とする。
期 間 2020/11/07~2021/03/15
本業務は、(一)太田中原線の道路改築箇所(L=200m)のUAV写真測量及び用地測量を実施した。UAV写真測量では、UAVによる空中写真撮影を行い、業務範囲の3次元点群データを作成した。作成した3次元点群データから現況道路の中央線を中心線形として20mピッチの横断面図を作成した。また、新設予定の歩道の簡易3次元モデルデータを作成し、3次元点群データと重ね合わせたビューアデータの作成も行った。用地測量では、公図転写、転写連続図作成、土地及び建物登記記録調査を実施した。