芹澤啓の発注業務・工事一覧

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期 間 2022/10/05~2023/01/31
 本業務は、台風15号の影響により、巴川、庵原川、波多打川河口部における埋塞状況を把握するために深浅測量を実施し、土量計算を行うものである。
期 間 2022/08/25~2023/01/31
本業務は、二級河川巴川災害復旧のため、河川測量及び河川詳細設計、用地調査、災害査定のための資料作成等を実施した。令和4年8月12日未明から13日深夜にかけて静岡市に上陸した台風8号及び9月23日午後から24日未明にかけて上陸した台風15号により、激しい河床洗掘及び掃流力の増大が生じ、左岸のコンクリートブロック積護岸の背面の吸い出し、練石積み護岸の破堤、背後地の側方侵食が生じた。測量業務では、作業実施に先立ち、適切な作業計画を立案してから、4級基準点測量、河川測量、現地測量、用地測量、用地調査を行った。設計業務では、現地踏査等を行い、被災の原因等を調査し、河川縦横断計画を設定した。被災個所のセグメント区分は山間地に分類され、設計流速算定表(B表)より設計流速はVd=7.0m/sとなる。この条件で護岸工法設計流速関係表(C表)より適用可能な、コンクリートブロック練積み工法を採用した。また河床洗掘の対策として根固め工を採用した。それに伴い、仮設計画を含めた護岸詳細設計を行った。
期 間 2022/08/25~2023/01/31
本業務は、富士宮市羽鮒地内において主要地方道富士宮芝川線の急傾斜地である法面補修詳細設計を行ったものである。予備設計で決定された構造形式について、設計図書、既存の関連資料及び予備設計で検討された設計条件に基づき、地形・地質・交差条件・荷重条件・使用材料等と整合を図り、工事に必要な詳細構造を経済的かつ合理的に設計を進めた。法面補修工として、局所的に劣化したモルタル吹付の剥離脱落防止対策と上部斜面安定対策としてデルタックス工法を採用した。また、落石対策の防護施設として、落石防護網工を予防保全的に採用した。生活排水が垂れ流し状態になっていて斜面の局部洗堀を防止するため、高密度ポリエチレン管による排水工を計画した。以上の内容について、工事発注に必要な図面、電算帳票を作成し、報告書として取りまとめを行った。
期 間 2021/07/21~2023/01/31
本業務は、静岡県が想定する津波への対策として、焼津漁港内港地区の第3船渠小石川南岸壁及び第3船渠内港新屋西岸壁の背後に現行基準による安全性を満たす陸閘施設の基本設計を行うことを目的とする。
期 間 2022/03/11~2023/01/31
本業務は、静岡県が想定する津波への対策として、焼津漁港焼津内港B地区における陸閘2基を対象とした基本設計である。資料収集・整理では、隣接する既設岸壁の構造諸元や、過年度設計の胸壁の土質資料解析および液状化判定等を確認した。設計条件の設定では、陸閘の諸元を決定するため、通行車両を対象とした車両軌跡図により必要開口幅を検討し、利用者との協議用資料を作成した。また、陸閘のゲート形式には、ライフサイクルコストに優れるフラップゲート式陸閘を採用した。構造形式の抽出では、レベル2地震時の液状化による変位が大きいため、基礎地盤対策工として「杭基礎構造」と「地盤改良工法」を抽出し、計画断面を設定した。また、杭径や地盤改良の範囲について、レベル2地震時の応答解析(FLIP)のトライアル計算により諸元を設定した。構造形式比較の結果、中港2号陸閘では安定性、耐久性、経済性、施工性、維持管理性において有利となる「杭基礎」を採用し、中港4号陸閘では「地盤改良工」を採用した。施工計画では、施工手順や施工ヤード等を整理した施工ステップ図を作成した。
期 間 2022/05/27~2023/01/31
本業務は、都市計画法第6条第一項に定められる都市計画基礎調査業務である。将来の産業フレーム、都市計画変更等に資するために調査を行い、都市の現況及び動向を把握するものである。なお、今回の調査方針は、都市計画区域マスタープラン、市町マスタープランや都市計画の見直し等など、今後静岡県及び関係市町が都市計画に活用するための基礎資料とすること、調査にあたっては、業務の合理化に努めるとともに、可能な限り既存資料を活用すること、表・図の作成に使用する資料は、次回調査にも同様の資料を用いることができるよう、資料の出典とデータの調査年月日を確実に記入すること、また調査の場合は調査年月日を確実に記入すること、成果品に原典資料一覧表を添付し、原典資料の表記は詳細に記載すること、既存資料の推計及び補正等を行った場合には、その後の各種調査・業務等実施の際の参考とするため、その方法を欄外へ詳細に記入することとする。
期 間 2022/03/24~2023/01/31
(国)469号勢子辻バイパスは、普通河川勢子辻沢を渡河する付近において林道ヌカリヤ線と交差する。本業務は、(国)469号勢子辻バイパスの橋梁計画に合わせて林道ヌカリヤ線の付け替えに必要な道路詳細設計および路線測量を行うことを目的とした。付替計画を行う林道ヌカリヤ線は、第2種第2級の幹線林道であり、(国)469号バイパスと(主)富士裾野線との重複区間に接続する現況幅員L=4mの林道である。平面計画は、林道の線形と(国)469号バイパスとの交差角を現道と同程度とし、交差位置は、ボックスカルバートと橋台の間がウィングで処理できる位置とした。縦断計画は、(国)469号勢子辻バイパスの道路計画高を基に、必要土被りを確保し、林道に必要な建築限界H=4.5mが確保できる高さとした。また、現況林道に合わせる為に現況同勾配で計画した。横断計画は、地質条件と(国)469号の橋梁施工計画を考慮して法面勾配を選定した。また、ボックスカルバート内と前後10m区間はコンクリート舗装で計画し、その他区間は砂利舗装で計画を行った。よって、2種類の舗装はFH位置が異なるため、路盤高を合わせる摺付計画を行った。
期 間 2021/10/19~2023/01/31
本業務は一級河川伊久美川の補修に伴う施設整備を目的とし、大井川水系中流七曲りブロック河川整備計画(案)及び第9次治水事業5ヶ年計画基礎調査に基づき、確率規模1/30の治水目標を将来計画とした現地の状況より、暫定計画(確率規模1/5の治水目標)による落差工修繕及び魚道新設設計を実施するものである。  本河川は島田市の伊久美を流下する河川であり、河川勾配が急で蛇行区間も多い。また、本設計区間は左岸が山付部、右岸は掘り込み護岸となり落差工から下流のL=50m区間である。さらに、落差工が経年劣化や河床低下等により修繕を必要とするため、魚道の新設を含めた修繕設計を計画する。  本業務は河川整備計画(案)及び河川改修計画一覧表の河川条件に基づき、現況河川断面の計画流量、降雨確率について確認した。また、将来計画(1/30年確率)の計画流量Qは360m3/s、暫定計画(1/5年確率)の計画流量Qは266m3/sとし計画する。
期 間 2021/08/18~2023/01/31
本業務は、予備設計で決定された基本事項、設計図書に示された設計条件、既往の関連資料、電線共同溝施工位置の地形、地質、既設埋設物条件、沿道の条件に基づき、詳細構造を設計し、工事発注に必要な図面・報告書を作成することを目的とする。具体的な業務内容は以下の通りである。・参画企業調整会議の開催と配線計画の整理・とりまとめ。・新技術(低コスト手法)と従来方式の比較検討に基づく地中化方式決定。・特殊部規格の検討。・施工計画の立案。・平面・縦断線形設計と以下のコントロールの抽出と対策。コントロール:(1)現地と基図の差異、(2)歩車道内の地下貯留槽の回避、(3)既存埋設管の移設、(4)既存埋設管との離隔。対策を以下の通り実施した。(1)への対策:補足測量の提案と実施。(2)への対策:平面線形により回避するため管路を車道設置とした。(3)への対策:道路管理者、電線管理者との協議により電線共同溝は車道に整備することで支障移設を最小限とした。(4)への対策:既設埋設管との離隔は、占用物件管理者と協議を行い、合意を図りながら設計を行った。また、詳細設計図面と数量計算書をもとに電算帳票を作成し、成果品をとりまとめた。
期 間 2022/07/19~2023/01/31
本業務は、令和4年7月16日の豪雨により被災した(主)焼津森線の掛川市倉真地内における道路施設を復旧するための法面工詳細設計、電算帳票作成及びそれに必要な測量調査を行うものである。この区間は道路の山側にモルタル吹付とポケット式落石防止網が設置されており、道路の川側には目立った構造物がない。令和4年7月16日の豪雨では山側のモルタル吹付より上部斜面が崩れ、ポケット式落石防止網が破損し、道路に崩土が堆積した。災害復旧に必要な、現地測量A=0.0042km2,路線測量L=0.03kmを実施した。「災害手帳」のフローチャート等に基づき、復旧工法を検討し、詳細設計を実施した。ただし、復旧に必要な工種の「法面工」、「落石対策工」および道路の「崩土除去工」のうち、設計条件の変更がないと考えられる「落石対策工」と「崩土除去工」は原形復旧を考慮した設計図面作成および数量計算書作成した。