芹澤啓の発注業務・工事一覧

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期 間 2022/12/22~2023/12/20
本業務は、下田市における津波対策を定めるために、シミュレーション等、技術的見地に基づき、今後の津波防御のあり方を検討するための基礎資料を作成することを目的としたものである。対象津波は、L1津波(5地震重ね合わせ)およびL2津波(南海トラフ巨大地震ケース8)とした。検討ケースは、稲生沢川および沿岸域の防護ラインの高さを現況としたケース、および、L1津波対策(河川堤防嵩または水門整備)を実施したケースを設定し、いずれのケースも下田港の外防波堤は整備済みの条件とした。計算結果から、L1津波に対する防護ラインの必要高さはT.P.+4.0mとなることや、L1津波対策により、L2津波における市街地の最大浸水深が約10~50cm減少することがわかった。また、計算結果をもとに費用対効果(B/C)を検討し、B/Cは(1)河川堤防嵩上案の場合7.2、(2)水門案で7.7と両案ともに1を上回り、事業実施効果が高いことを確認した。さらに、津波シミュレーション結果を視覚的にわかりやすく関係者間で共有できるように、時系列の津波水位をWebブラウザで視聴できる3D津波アニメーションを作成した
期 間 2023/10/19~2024/01/24
本業務は、南松野水口上急傾斜地崩壊対策工事を円滑に行うため、設計計算,設計図作成,数量計算を実施したものである。
期 間 2023/07/19~2023/12/20
護岸について適正な維持管理の遂行のため崩落、陥没等の事故を事前に防止することを目的とし、測量及び護岸詳細設計を行う業務である。
受注者 株式会社長大
期 間 2023/05/31~2024/02/29
御前崎港臨海道路4号線のみなとトンネル上下線(延長373m、メガネトンネル)の定期点検を、令和3年度静岡県道路トンネル点検要領に則って実施した。みなとトンネルは、海沿い斜面の端部に建設されており、地山が軟質な砂岩やシルト岩よりなり、施工時に海側トンネルに外力によるひび割れが発生し、尾根上部の民家に変状が生じたため、対策工が実施された経緯がある。H29年度に補修工事が実施されているが、定期点検の結果、下り線トンネル(海側)には、外力によるひび割れ群が認められ、進行性はないが継続監視が必要なためⅡa(重点監視)と判定した。また、うき・はく離のⅡa判定(重点監視)だけでなくⅢ判定(早期措置)4箇所が認められる。上り線トンネル(山側)にも、外力による疑いのあるひび割れ群が認められ、進行性はないが継続監視が必要なためⅡa(重点監視)と判定した。また、うき・はく離のⅡa判定(重点監視)、漏水のⅡa判定(重点監視)が認められ、S32-S33目地部の漏水はアーチ部から流下が認められⅢ判定(早期措置)とした。点検結果の整理に加え、変状発生原因の考察、対策工法の提案を行った。
期 間 2023/06/16~2023/12/19
本業務は、令和5年6月1日から令和5年6月3日の台風2号出水に起因する湾曲水衝部の渦の影響で、側方浸食の進行により既設じゃかご護岸が被災した。災害復旧事業として護岸の速やかな復旧を図り、再度災害や被災の拡大を防止することを目的とする。測量については、現地測量A=0.003km2、路線測量L=0.039kmを実施し、設計については、護岸詳細設計L=44m実施した。護岸は上下流の連続性やC表よりブロック積護岸を選定し、根入れ1mを確保した基礎の位置とした。また、締切工や水替工等の仮設計画を含めた施工計画を樹立した。
期 間 2023/07/19~2023/12/19
 本業務は、静岡市清水区中河内地先の二級河川中河内川において、豪雨により被災した護岸工(L=38m)の詳細設計を行うものである。  また、電算帳票作成は、詳細設計で作成された図面、数量計算に基づき実施する。
受注者 株式会社東日
期 間 2023/08/11~2023/12/18
本業務は、静岡県及び県内市町が管理する4橋梁に対し、橋梁定期点検を実施し、損傷及び変状を早期に発見し、安全かつ円滑な交通を確保するとともに、沿道や第三者への被害の防止を図るための橋梁に関わる効率的な維持管理に必要な基礎資料を作成することを目的とした。定期点検は、現地踏査を行い点検実施計画書を作成し、基本的に全ての部材を接近目視点検で状態を評価した。橋梁点検結果は、損傷図を作成し、損傷写真等の登録、編集を行うと共に、静岡県橋梁点検調書作成システムを使用し健全度を判定した。また、大仁橋については塗装塗替を実施するにあたり、塗装の剥離作業における作業者の安全面配慮と塗膜くずの適正な処分方法の検討を目的とし、塗膜採取、分析を行う。
期 間 2023/06/16~2023/12/18
本業務は周智郡森町一宮地先の二級河川一宮川、二級河川伏間川において、台風2号の豪雨により崩壊した公共施設の機能回復のための測量・設計を行ったものである。No.113伏間川では、天端からの浸食が原因で被災したと考えられた。護岸は、上下流端の健全なコンクリートブロック積護岸との整合性および水理検討の結果を基に、コンクリートブロック積護岸を復旧工法として採用した。No.17一宮川では、2箇所で被災が確認された。1工区(下流右岸)の被災原因は流体力によるめくれであると考えられた。1工区の上下流の護岸構造はコンクリートブロック積護岸であることから、整合性および水理検討の結果を基に、コンクリートブロック積護岸を復旧工法とした。2工区(上流右岸)の被災原因は、河床洗掘と考えられた。上下流はコンクリートブロック積護岸であるため、整合性および水理検討の結果を基に、コンクリートブロック積護岸を復旧工法とした。その他、災害査定用資料の作成と、電算帳票作成を行った。
期 間 2023/07/19~2023/12/15
施工延長   L= 77.7 m 車道舗装工   1350  m2 区画線工     270  m
期 間 2023/06/24~2023/12/15
静岡県下田土木事務所管内の黄金崎トンネル、新宇久須トンネル、松ケ坂トンネルに対し、安全で円滑な交通の確保や利用者被害の防止等を図るため、トンネル本体工の変状及び附属物の取付状態を把握、診断し、当該道路トンネルに必要な措置を特定するための情報を得ることを目的に、トンネル定期点検を実施した。結果は、アーチ部にうきが確認された黄金崎トンネルが「3判定」、その他が「2判定」であり、黄金崎トンネルの補修工事を優先的に実施することを提案した。また、黄金崎トンネルと新宇久須トンネルではケーブル支持金具の脱落があり応急措置を実施した。松ケ坂トンネルの歩道ガードパイプは、腐食し脱落の危険がある箇所は撤去した。