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本業務は山口県周南土木建築事務所管内の2トンネルにおいて詳細調査を実施することによりトンネルの劣化状況を把握し、対策が必要と考えられる変状に対して補修設計を実施したものである。主な調査項目は高所作業車を用いた近接目視・打音検査、水質調査、電磁波レーダー探査、ボーリングコア調査、室内試験(圧縮強度、中性化深さ、アルカリ骨材反応試験(コア目視観察、EPMA観察))等である。調査結果を踏まえ、「山口県トンネル調査・対策マニュアル(案)について(山口県土木建築部 H29年3月)」に基づき、裏込め注入工、はく落防止対策工、漏水対策工の詳細検討を実施し、その概算工事費及び施工計画を策定した。

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本業務は周南土木建築事務所管内2トンネルを対象とした詳細調査設計を行ったものである。調査は山口県H29調査対策マニュアルに準拠した。国道315号栄谷トンネルは夜間片側交互通行規制により覆工レーダー探査、コア採取を実施した。またアルカリ骨材反応の兆候に対し状況把握のため関連試験を実施した他、監査歩廊部の損傷が著しいことから3D内空断面測量にて形状を把握した。国道315号大潮トンネルは、昼間片側交互通行規制により覆工レーダー探査、コア採取を実施した。また内部鉄筋露出箇所周辺で鉄筋探査を実施した。対策工設計では、判定区分2a以上の変状を対象に、裏込め注入工他の比較検討、概算工事費算出他を実施した。