芹澤啓の発注業務・工事一覧

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期 間 2021/11/16~2022/09/30
本業務は、(一)沼津小山線[天神橋・白糸橋・白糸橋-2]及び(一)竹之下小山線[入山橋]について適切な補修により施設の安全性と長寿命化を図ることを目的とする。業務の具体としては、平成29年度に実施した橋梁点検結果及び現地踏査結果に基づき、長寿命化に必要な補修及び補強について検討設計を行うことを目的とする。
期 間 2022/01/22~2022/09/30
本業務は浜松市天竜区上野地内における『谷下急傾斜地』の急傾斜地崩壊対策を目的とする擁壁工詳細設計業務である。谷下急傾斜地における保全対象は人家14戸であり、地区西側から1工区として全5工区について検討している。急な斜面と人家が接近しており、1工区宗建寺裏の斜面では過去の崩壊履歴が確認されているが、静岡県北遠農林事務所により平成7年度に治山工事により復旧されている。急傾斜地崩壊対策工法について、静岡県が発刊している「急傾斜地崩壊対策事業の手引き(令和2年3月)」に記載される待受け式擁壁の工法選定フローを基に一般的な待受け擁壁である重力式擁壁ともたれ式擁壁の2工法について検討している。令和3年度地質調査結果および現地調査結果を基に崩壊の形態・要因を想定し、斜面の高さや規模、施工条件、周囲の環境等を考慮し代表断面において比較検討した結果、対策工法は重力式擁壁を採用した。法面対策について、安定勾配で切土した場合に小規模法面に収まる場合は植生マット工、安定勾配で切土した場合に10mを超える長大法面となる区間においては、斜面崩壊の危険性が高くなることから、法面保護工として現場吹付法枠工を計画する。
期 間 2022/03/30~2022/09/30
本業務は、島田市福用地内における(国)473 号の道路谷側法面の安定性の確保のために必要となる法面工予備設計を行う業務である。計画地点は急な曲線部であり、道路の沈下を抑止して走行性の維持を確保することを目的とする。予備設計は、基本条件及び現況の状況を踏まえて平面・縦横断計画を行う。また、それに伴い法面工の比較検討を行い、最適な法面抑止法を選定する。合わせて、検討に必要な現地測量、路線測量を実施する。
期 間 2022/03/31~2022/09/30
本業務は、御前崎港水門(マイターゲート1号)および防潮堤取付部を対象に、「静岡県第4次地震被害想定」を受けた最新の津波シミュレーションで設定された設計津波に対し、既存施設の改良を目的とした実施設計である。 細部設計では、基本設計時の二次元地震応答解析(FLIP)結果から抽出した底版部の加速度から照査用震度を設定し、部材計算により配筋要領を決定した。また、配筋図を作成した。付帯施設の設計では、防潮堤の海側に2mのコンクリート腹付けをする計画であったが、水門本体工との離隔が小さく、型枠の組外しが難しい状況になった。そこで、陸打ちしたブロックを残存型枠として施工する構造を提案し、施工時の安定計算やクレーンの吊能力に応じたブロックの最適な形状を決定した。実施設計では、図面および数量計算書を作成し、積算根拠資料を作成した。施工計画では、起重機船等の施工機械の規格を検討し、施工ステップ図を作成した。関係機関協議資料として、名古屋技術調査事務所に提出するための確認申請資料を作成した。
期 間 2022/03/31~2022/09/30
本業務は、御前崎港海岸の港内4号ゲートにおいて、津波や高潮等の災害から人命、財産を守ることを目的とした陸閘の細部設計および実施設計である。細部設計では、「陸閘基本設計」で定められた諸元に基づき、詳細な部材構成や部材諸元を決定し、使用限界・終局限界における配筋計算および配筋図の作成を行った。底版の配筋計算では、レベル2地震時の作用に対し安全性を確保するため、FLIP解析結果から照査用震度を算出し、配筋を照査した。また、ひび割れによる鉄筋腐食の発生が懸念され、維持管理性向上のため、ひび割れ誘発目地の構造細目を検討した。機器仕様については、将来的な遠隔制御システムの整備を考慮し、400Vから200Vに降圧するトランスの設置を検討した。付帯施設設計では、避難用の鋼製階段、現地踏査にて確認した排水経路の切り回しを検討した。胸壁取付設計では、隣接する東埠頭4工区の胸壁設計成果を基に、西側取付区間の設計条件等を整理し、躯体諸元を決定した。実施設計では、粘り強い構造として背後地のコンクリート舗装を検討し、陸閘の図面、数量計算書を取りまとめた。
期 間 2022/06/15~2022/09/30
本業務は、土砂災害(特別)警戒区域の既指定箇所以外の新たな箇所として、基礎調査の対象とする箇所を抽出することを目的とした。
期 間 2022/03/17~2022/09/30
本業務は、牧之原市相良地内ほかにおいて、相良港海岸高潮対策事業に伴い、高潮対策の基礎資料を得るために基準点測量(3級・4級)、現地測量、路線測量を実施することを目的とする。
期 間 2022/03/12~2022/09/30
本業務は、福田漁港の外郭施設(防波堤、導流堤)、係留施設(岸壁)の現地調査により、対象施設の健全度を評価し、既存の機能保全計画書の更新を目的とする。簡易調査(重点項目)では海上・陸上目視を行い、基礎捨石の洗堀やコンクリートの欠損および、消波工の移動・散乱を確認した。詳細調査では潜水目視と肉厚測定調査を実施し、鋼矢板の変状の有無や肉厚の減少を確認した。これらの結果を基に老朽化度と健全度を評価し、著しく機能が低下している変状については対策が必要であると判断した。また、鋼矢板については予防保全対策を行うため、劣化予測により電気防食や被覆防食を設置する時期を確認した。現状で健全な部材は、マルコフ連鎖モデルによる劣化予測により将来的な老朽化度の比率の変化を予測し、対策が必要となる時期を把握した。機能保全対策の検討では、現状で老朽化度が低下している施設を対象に、変状の状況に応じて対策工法を3案抽出し、ライフサイクルコストを考慮して経済的な案を選定した。機能保全計画書の作成では、本業務の調査結果や機能保全対策の内容について、既存の計画書を更新した。
期 間 2021/10/07~2022/09/30
本業務は、(国)135号の道路拡幅計画に伴い発生した擁壁構造物の予備及び詳細設計業務である。また本路線計画に伴い必要となる、国立公園申請に必要な関係機関協議資料を作成する。予備設計を行うに当たり施工条件として、現道が(国)135号と交通量が多く、通行止めはもちろん片側交互通行も交通渋滞を起こし交通への支障がかなりあることから、現道に掘削影響がかからない位置に擁壁等を構築する計画とする。次に地質条件であるが、地質調査の結果、地表面から30m程度軟弱な地盤がであり擁壁等による直接基礎が不可能な状態にあり、杭基礎や地盤改良は必須である。上記を踏まえ工法選定を行った結果、盛土案、補強盛土案、L型擁壁+杭基礎、補強土壁(直壁)+地盤改良、補強土壁(斜壁)+地盤改良について比較検討を行い、用地買収が可能であれば、経済性・施工性に優れる盛土案、用地買収が不可能であれば、支持力の照査が不要で全体すべりが所定の安全率を満足し地盤改良等が不要で盛土案の次に経済性・施工性に優れる補強盛土案を提案する。
期 間 2021/10/26~2022/09/30
本業務は一級河川富士川内にある橋名:小池川橋に対し、劣化損傷が著しいため補修設計を実施したものである。富士川右岸河口付近にて合流した二級河川小池川を渡河する小池川橋は、桜エビ干場をつなぐ橋梁で平成9年に供用された橋梁であるが、河口に近く塩分飛来の影響による鋼部材の腐食が著しい状況にある。そのため現況の損傷状況を調査し、顕著な損傷が見られる箇所について補修設計を行った。主な損傷と対策は、鋼部材全体の防食機能の劣化・腐食であり部分的に板厚減少が視認でき、塗替え塗装(RC―1系)による補修計画を行った。なお、工事は河川内工事となるため、河川事前協議を行い施工時水位に対して問題の無い仮設計画を立案した。