芹澤啓の発注業務・工事一覧

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期 間 2022/07/22~2023/03/15
 本業務は、田子の浦港依田橋地先の旧沼川貯木場埋立地において、過年度に実施した「令和3年度田子の浦港港湾現況等調査小型艇収容施設斜路基本設計業務委託」(以下「基本設計」)に基づき、小型艇収容施設利用のための船舶揚降用斜路の詳細設計を行った。  斜路側壁構造は、過年度基本設計により決定された自立鋼矢板式とし、側壁上部工は施工性を考慮してコンクリート二次製品である笠コンフレームとした。  船舶の揚降方法は、利用者ヒアリングの結果、陸置場から斜路まではユニック車にて運搬し、斜路へ揚げ降ろしを行ない、レールランプ式の斜路に設置された台車(船台)をウィンチにて引揚げるものである。
期 間 2022/02/23~2023/03/15
本業務は、東海道新幹線と交差する二級河川逢初川改修工事にともない、鉄道営業線既設構造物への近接施工に対し、列車の安全運行や既設構造物の安全性・耐久性を確保することを目的として、近接程度判定および影響予測を行い、jr東海との協議資料等を作成するものである。近接程度判定は、鉄道盛土・橋台・土留壁に対する掘削および仮土留壁打設時について判定した。影響予測は、前面をオープン掘削した場合の橋台への影響について、建設当時の基準による安定照査を実施するとともに、二次元弾性FEM解析を用いて橋台の変位量を予測した。以上の検討成果を協議資料としてとりまとめ、jr東海との協議に同席、説明した。
期 間 2022/11/16~2023/03/15
港湾の施設は、一般的に厳しい自然状況下に置かれることから、材料の変化、部材の損傷、基礎等の洗堀、沈下、埋没等により、供用期間中に性能低下が生じることが懸念される。維持管理計画書作成の役割は、計画的かつ適切に維持管理し、施設の安全性を確保するとともに、ライフサイクルコストの最小化を図りつつ物流機能の維持向上を目指す必要がる。本業務は、過年度に行った点検業務の結果を受けて総合評価を実施し、今後適切に維持管理していくため、維持管理計画を変更修正するための資料収集整理を行うものである。
期 間 2022/07/29~2023/03/15
本業務は、土砂災害(特別)警戒区域の既指定箇所以外の新たな箇所として、基礎調査の対象とする箇所を抽出することを目的とした。
期 間 2022/09/08~2023/03/15
 本業務は、田子の浦港富士6号岸壁(L=130m)において、隣接する富士1号岸壁と同様の利用形態に整備することを目的とする。  そのため、富士1号岸壁エプロン上に荷役機械(クローラークレーン120t吊)を載荷させた場合の施設の安定性の照査を行い、現状、舗装されていないエプロン部の舗装工事を行うための図面作成、数量計算などの舗装設計を行った。  なお、富士6号岸壁の構造形式は矢板式(控え版)であり、安定性の照査においては過年度に実施した前面鋼矢板の肉厚測定結果を考慮したうえで、照査を行った。
期 間 2022/10/07~2023/03/22
二級河川瀬戸川の藤枝市瀬戸ノ谷5の護岸が台風15号により被災した。被災した護岸の復旧計画に必要な測量、復旧する護岸の詳細設計を行う。
期 間 2022/10/13~2023/03/17
本業務は、(主)富士富士宮由比線(小泉若宮交差点)の事業に際し、関係機関(富士宮市河川課)との協議用資料を作成することを目的とする。
期 間 2022/06/21~2023/03/15
本業務は、静岡県が管理する橋梁の損傷及び変状を早期に把握することにより、安全かつ円滑な交通を確保するとともに、沿道や第三者への被害の防止を図るため、「静岡県橋梁点検マニュアル 令和2年度版  令和2年4月 静岡県交通基盤部道路局道路整備課」(以下「点検マニュアル」)に基づく橋梁点検を実施し、効率的な維持管理に必要な基礎資料を得ることを目的とする。
期 間 2021/07/03~2023/03/17
浜松市の中心市街地を流れる二級河川馬込川の流域では、浸水被害が頻発し、さらに近年、気候変動に伴う降雨量の増加により、これまで整備した施設の能力が相対的に低下する可能性が示されている。静岡県では一級河川天竜川下流において国と浜松市と共同で策定した流域治水プロジェクトを馬込川へ展開し、さらに気候変動に伴う降雨量増加に備え「施設では防ぎきれない大洪水は必ず発生する」との共通認識の基、流域のあらゆる関係者の協働により流域全体で取り組む「流域治水」を基本に、二級河川馬込川の下流域を対象とした浸水対策の行動計画「水災害対策プラン」を策定した。長期的な取組では河川整備基本方針降雨に対し降雨量増加を考慮した降雨、短期的な取組では近年発生した降雨を対象降雨とし、流域のあらゆる関係者が治水安全度向上につながる施策を抽出し、本プランへ位置づけた。なお、短期的な取組では、馬込川の河川改修や排水機場整備に加えて寺脇西エリアで地区外流入の防止等を位置づけた。業務期間中に発生した台風15号豪雨による被害に対し、馬込川流域の浸水被害が顕著な7エリアに対して被害状況の把握分析、浸水メカニズム、課題抽出を行った。
期 間 2022/08/03~2023/03/24
静岡県伊東市渚町の国道135号「渚橋」は、二級河川伊東大川に架かる道路橋である。渚橋は平成元年に拡幅されており、上流側旧橋と下流側新橋で供用されている。上流側旧橋は、橋長L=68mのポステンション方式PC3径間単純T桁橋で、供用60年経過した橋梁である。損傷調査(中性化試験・塩化物含有量試験含む)の結果、ポステンT桁橋のPC鋼材の腐食・破断等、損傷が著しいこと、塩化物含有濃度が高いことから、一般的な補修で維持管理していくことは適切でないと考えられる。上流側旧橋については、今後、将来の管理方針(維持管理・架替え)を検討する必要があり、本業務では架け替え案の検討を行った。上流側旧橋の上部工のみを架け替えた場合の概算工事費は約5億円、上下部工ともに架け替えた場合は約10億円になった。また、上部工のみ架け替える場合、既設下部工はそのまま使用するため、既設下部工の耐震性能照査を行った。照査の設計荷重は現行道路橋示方書に従った。照査の結果、下部工基礎(橋台直接基礎、橋脚ケーソン基礎)は地震時に安定性を満足していないこと、RC橋脚柱の断面は大規模地震時に対して耐力を有していないことが判明した。